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春桃会 〜ももの法会〜
■ 三十三間堂由来 ■
正式名称は「蓮華王院」。“三十三間堂”の呼び名は三十三の本堂柱間を数えることに由来し、木造建築 では世界一の長さを誇っています。
平安時代末期に平清盛が建立したが焼失し、1266年に再建されました。南北約125メートルの長い本堂には、千手観音坐像(国宝)をはさんで左右に各500体の一体一体表情の異なる千手観音立像が整然と並んでいます。

初春の風物詩「三十三間堂の通し矢(弓引き初め)」は、江戸時代に行われた「通し矢」に由来するもので、全国から新成人あるいはベテランの弓道者が集まってきます。「通し矢」というのは、お堂の裏手で南側に的を置き、120メートルも離れた北から矢を放つもので、江戸時代には、一昼夜のうちに何本的に当てられるかを競ったと伝えられています。また、一緒に行われる「楊枝のお加持」は、「頭痛封じ」の御利益があるといわれています。
■ 3月3日にちなんで ■
3月3日に三十三間堂の無料拝観が行われました。
この日は、陽数が重なって「おめでたい」とされる“重陽(ちょうよう)”の一つで「上巳(じょうし)」ともいい、 古くから人形(ひとがた)にケガレを託して川や海に流して災厄を祓い、無病息災を祈る習慣があった。蓮華王院の通称“三十三間堂”にちなんで昨年から始まりました。

長年京都に住んでいながら行ったことがなかったので、いい機会と思って行ってきました!
1001体を数えるという千手観音像は圧巻! 必ず知った顔があるとか。「ほぉ〜」と感心しながら仏さまを見ていたが、

 「あれぇ? あれ、(笑福亭)鶴瓶さんに似てへん?」
 「わ、ホンマやわぁ!」

結局、自分や親しい人に似た顔は見つけられませんでした。と言うか、あまりに数が多くて後ろの方、見えない。

長い本堂の中央には千手観音坐像(国宝)が安置されています。仏さまの手に結んだ五色の紐の端っこを持って縁を結び、お参りします。
■ 風神さまの目線で ■
今年は本堂南東角の廊下にL字型の壇(幅1・3m、長さ約5メートル)が設置されました。
普段は仰ぎ見ている仏像を高い視点から見渡せる趣向。長い歴史の中でも、特別な場合を除いて初めてとか。

堂内の一部に壇が設置された“東風坦”から仏さまを見下ろしたら、お堂の長さと仏さまの多さを実感しました。
個人的には、千手観音立像群の前に安置された二十八部衆と風神雷神像のリアルで素晴らしい造形に圧倒されました。お堂の長さも含めて、

「よぅ、こんなん作ったな」というのが正直な感想です。創建当初は仏さまも黄金色に輝き、お堂も極彩色で、まさに極楽浄土を体現したものだったのでしょうね。

普段見られない光景で、なんだかトクした気分です。また行きたいなぁ。板の間にシートを敷いただけなので、少し足が冷えます。行かれる方は、スリッパか靴下を持っていくとよいと思います。