創業昭和7年。洋食店としてオープンし戦後、珈琲専門店となった老舗喫茶店。 オフホワイトの壁、光沢のある濃い茶色の床や天井、古い柱時計… ゆったりした時間が心地よい。 スイスの山小屋風を模した店内の1階は喫茶、2階はランチとスペースがキチンと分けられていて、珈琲の香りを妨げられることはない。特に2階は天井が高く、くつろいだ雰囲気の中で食事を楽しめる。 ハンバーグやクリームコロッケ、エビフライや本日の一品など、9種類のメニューから好みのものを2つチョイスできる。 何にしようか迷うのは、本当に幸せな時間!パンまたはライス付きで980円。もちろん食後にはプラス220円で自慢の珈琲を楽しめる。 かなり深い苦味と酸味があるので、ワイルドで濃いめの珈琲が飲みたいという人にはオススメ。心配な人は『アメリカン』か『カフェ・オレ』を頼んだほうがいいかも。特にホットカフェ・オレはまったりと濃厚でつい「おかわり!」と言いたくなる。
珈琲にピッタリでノスタルジックなスイーツ類も充実している。 特に『自家製プリン』。型からガラスの器にあけられて、今にも自身の重さで崩れそうなほど。器を揺らすと、フルフルと頼りなくゆれる。「あ、早く食べてあげないと…」そんな気になる。 そっと口に運ぶと、とろり、と濃厚な口当たり。まろやかな甘みとカラメルの苦みが口の中で混ざり合う。“す”の入り具合、カラメルの焦げ目、これぞ、プリン! そしてやっぱりはずせないのが『ホットケーキ』! 終戦直後の物のない時代に、常連だった映画関係者が差し入れた玉子や小麦粉などを使って作ったのが始まりだそう。かの美空ひばりさんも大好物だったとか。 ふんわりとキツネ色に焼けたホットケーキが2枚。バターにタップリのシロップが添えられている。思わず、顔がほころぶ。 次は、ぜひ『フレンチトースト』に挑戦したいと思っている。
レトロ喫茶1 レトロ喫茶2 珈琲専門店1 紅茶専門店1